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経済指標とFXの密接な関係とは

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FXでトレードする上でテクニカル分析と同じくらい重要なものがこの経済指標である。経済指標とは各国の中央銀行や蔵相、金融担当部門が定期的に発表している信用の置ける指数で、この経済指標の発表前後は重要度により差はあるものの、概ね相場は予期しない動きをする。

有名な指標だと米国雇用統計、米国製造業景況指数、並びに米国非製造業景況指数、米国住宅販売指数、並びに着工指数などアメリカだけでも複数存在する。ちなみに今書いた米国の経済指数はかなり重要度が高いので、この発表のある直前直後は相場の乱高下が起こりやすい。覚えておいたほうが良い経済指標だ。

そしてもちろん日本やそのほかEU各国の経済指数もいくつも存在するので、トレードを始める前に予め、今日がどこの国が何の経済指標を何時に発表するかを確認すべきである。それを確認しないと、ポジションを組んでいる最中突発的に相場が予期しない動きをした際に確実に動揺する。

そして反射的に無意味な決済をしてしまい損をしてしまう可能性が高い。多くのFX運営会社が各国の経済指標の発表日と、発表時間を自社のホームページ上で公開しているので一度確認してみると良いだろう。

アメリカ雇用統計は必須の注目情報

先に述べたようにFXにおいて重要な経済指数の一つにアメリカ雇用統計の存在がある。アメリカ雇用統計とはアメリカ時間で毎月第一金曜の8時30分(日本時間夏だと21時30分、冬だと22時30分頃)に非農業部門雇用者数と失業率が発表されるが、実は発表前からドル円相場は既に乱高下しておりお祭り状態になる。

雇用統計は定期的に各国が発表するものであるが、特にアメリカの雇用統計が際立って注目される理由としてお国柄なのか、アメリカの企業は景気が上向きだと判断すると雇用が一気に拡大し、逆に景気が悪くなると人員解雇を簡単にやってしまう国である。

日本とはその雇用に対する意識が大きく異なり、働く側そして雇用する側の意識が非常にライトな国民性である。したがって、基軸通貨国の一つとしてアメリカの景気動向を如実に反映している指標であり、この指数こそがまさに今のアメリカの景気動向指数なのである。

このアメリカ雇用統計の発表の前には市場予測といってあらかじめ「発表内容はこれくらいじゃないか?」といった予測があり、それを上回るか下回るかが大きなポイントだ。

この市場予測については発表日前日くらいから各FX運営会社のサイト上などで予想数値が出ているので確認が必要だが、先にも述べたように雇用統計は発表前から相場が乱高下しており、1秒単位で数十銭の値幅の大きい状態が続くため、

始めたばかりのトレーダーがポジションを組むとあっというまにロスカットされてしまう可能性が高い。何度もこの日の相場を経験してるトレーダーならいいが、まだ日の浅いトレーダーはしばらくこの日の相場を静観し、慣れてきたころに少額でポジションを組んだほうがいいだろう。

それくらいポジションを組むのが難しいアメリカ雇用統計の発表日はまさに「祭り」なのだ。

各国の為替介入に要注意!為替が大変動します

時々ニュースなどで「本日日銀が急激な円安(円高)を是正する為、大規模な市場介入を実施しました」というニュースをご覧になられたことがあるだろう。この市場介入とは一般的に為替介入とも呼ばれ、短期トレードが過熱すると時として行き過ぎた円高や円安になり易い。

そうなると輸出が主力に企業の経営に大きな足かせとなるため、時として財務大臣の判断で政府が金融短期証券を発行し、大規模に円を集め日銀が円売りドル買い、もしくはドル売り円買いなどのオペレーションを行う。激しい円高に歯止めをかけることを円売り介入。

一方その逆、激しい円安に歯止めをかけることを円買い介入と呼ぶ。つまり国家の力によって適切な相場に戻そうとする大規模トレードが為替介入なのである。

この為替介入も予め、事前告知なく実施される為予測つかない大規模オペレーションになるのだが、市場予測として、またトレーダー個々人の感覚として「これは行き過ぎた相場かもしれないのでそろそろ為替介入があるかもしれない」と兆しを察することはできる。

察した時点でポジションを組んでいる場合は用心しなくてはならない。またこれからポジションを組む際は少し静観したほうがいいだろう。通常大規模介入があるとオペレーション後に「今日大規模介入しました」と財務大臣が記者会見をして国民へ報告する。それが終わってからでもポジションを組むのは遅くはないだろう。

基本的にドル円相場とは流動性の低い通貨ペアなのだから。


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